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ひざが腫れて熱を持つ時にできる、5つの応急処置【整形外科医執筆】

この記事は
小林(こばやし)信也(しんや)医師が執筆しました

RDクリニック医師

日本再生医療学会認定医/日本整形外科学会認定スポーツ外科医/日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医/日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会運動リハビリテーション医/日本リハビリテーション学会認定臨床医
1994年 富山医科薬科大学卒業後、新潟大学機能再建外科入局。以降、関連病院勤務(脊椎センター長等歴任)を経て、2023年よりRDクリニックにて勤務。

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ひざが腫れて熱を持っている場合は、速やかに医師の診察を受けるようにしてください。
受診する前にご自宅でもできる応急処置として、以下の5つをご紹介します。

1. 安静

ひざが腫れて熱を持っている時には、とにかく安静を心がけ、ひざに負担をかけないようにしましょう。立ち上がったり歩いたりすることを避け、できるだけ座って休息をとります。

2. 冷却

ひざの腫れや炎症を抑えるために、氷や冷たい湿布をひざに当てます。
氷を直接肌に当てるのではなく、タオルや布で包んでから使用します。
氷は長時間当て続けず、20分ごとに休憩を取るようにします。

3. 圧迫

ひざに圧迫バンドや包帯を巻いて、腫れを抑えます。ただし、圧迫バンドや包帯を強く巻きすぎると、血流が阻害されてしまいますので注意してください。

4. ひざの位置を高くする

ひざを心臓よりも高い位置に置くことで、腫れを軽減するのに役立ちます。ひざを垂直に曲げた状態で、クッションなどを使ってひざを支えましょう。

5. 医師から処方された内服薬の処方

痛みがある場合は、医師から処方された非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用することができます。ただし、必ず医師の指示に従い、正しい用量を守るようにしましょう。

ひざの腫れや熱は、骨折や靭帯の損傷など、深刻な問題の兆候である可能性があります。

放置することはせず、必ず医療機関にて医師の診察を受けるようにしてください。

は、
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